
今回は、両親のジュエリーをひとつのペンダントにリフォームしたお話をご紹介させていただきます。

実家で母の箪笥を整理していた際、K18のパールリングが出てきました。
父に尋ねてみても「見たことがないなあ」とのこと。おそらく結婚の際の結納金で購入したものではないかという話でした。
私自身も一度も見たことがないリングでした。
華奢なパールリングはデザインも古く、このままでは使うことなく眠ったままになってしまいます。

一方で、以前父から譲り受けていたものがありました。
父が若い頃、小豆島への出張先の宿で見かけたラベンダーカラーの石のカフスとタイピンのセットです。その時は手持ちのお金が足りず諦めたものの、どうしても忘れられず、後日送ってもらったという思い出の品でした。
今回、その父のタイピンと母のK18パールリングを使って、新しいジュエリーへとリフォームすることにしました。

リングにするかペンダントにするか悩みましたが、より身につけやすいペンダントに決定。
ラベンダーカラーの石を主役に、パールリングのリングから外したパールは、またゆっくりと次の形を考えることにして、K18地金だけを使うデザインにしました。
クロスの位置には手持ちのメレダイヤを添え、サイドはもとのタイピンのデザインを取り入れ、細めのパールネックレスにも通せるようバチカンは少し大きめにし、アクセントにミル打ちを施してアンティークな雰囲気をプラスしました。


完成したペンダントは想像以上に素敵な仕上がりとなり、改めて職人の技術に感謝の気持ちでいっぱいになりました✨

K18のドットチェーンに合わせて早速父に見せたところ、
「そんな色の石だったかな。でも、いいなあ。」
と、とても嬉しそうな様子。
その姿を見て、父が元気なうちに見てもらうことができて本当に良かったと感じました。
リフォームされたジュエリーには、既製品にはない特別な温もりがあります。
そこには大切な人との思い出や、長い年月を重ねた物語が込められているからかもしれません。
これからはK18チェーンやベビーパールネックレスと組み合わせなが愛用していきたいと思います。

そして今回の渡米には、このペンダントをお守り代わりに連れてきています。
両親の想いを胸に、これからも大切に身につけていきたいと思います✨





